ICF 学習ワークショップ案

初学者にとって、ICFの概念を理解するのは重要な要素である。 その方略の一つをメモとして記載する

W1 「コメディカルはなにをする仕事なのか?」

対象人数  20名以上 設定

 1,4~5名のGPに配置

 2,できるならばちょっとした経験者を一名ずつGPに入れておくと良い(学校では高学年生をホストとして同席)

 3,机上に自由に書ける大きな模造紙をおく。

 4,一人数本ずつの多色ペンを用意する

 5、各GPの声が聞こえる程度の配置を心がける

 

方法

 1,目の前の模造紙に、思いついたこと、感じたこと、浮かんだことなどを論理的に出なくてかまわない。単語レベルや文章、図示でもいいので、とりあえず記載するように促す

 2,一定の時間をもって(10分程度)記載終了を促し、記載したメモを元にひとりずつGP内にて自分の考えを提示していく。

 3,聴いているメンバーはメモを眺めたり、発表した言葉に対して質問が有ればどんどん聴いてみる。その際に理解したことなども模造紙にどんどん書き込む

 4,時間が有ればGPにホストを残し、メンバーをなるべく重ならないように入れ替える。  5,再度対話をはじめる

 6,一定の対話ができたことを確認できた後、各参加者に「コメディカルにとって福祉(医療)活動とは、○○である。」となるべくひとことで表現させ、ファシリテーターが書き出す。

 

注意

 ・あくまで対話であり、意見を集約する必要はない

 ・自由に話す乾姜が必要なため、ファシリテーターがGP内にあまりは入らないようにする。  ・対話は参加者自身が行う。助けを求められても、自分たちで解決するように促す。

 ・1回目の発表で狙うポイントに行きつかない場合には、再度くり返す。

 

狙い

 福祉活動や、医療行為は患者の悪いところを助けることではない。さらには治すことでもない。対象者の今できている能力と、実際に行っている能力を把握し、日常生活内で行える能力を度のように増やし、定着させることが目的となる。  対象者を帰ると言った従事者本意ではなく、対象者の選択性を意識し、自らの職業を「支える職業」と再度認識させることが重要。これこそ、ICFの基礎概念の一つである。

 

おすすめ

 模造紙は効果であることから繰り返し使える「コーワライティングシート」がおすすめ

http://www.kowacorp.jp/media/writingsheet.html

W2 「患者の思いとは?」

対象

 W1と同様

 

方法

 テーマ

 「あなたは患者様と一緒にいます。ちょうどお昼の時間になりました。あなたは関係性が良好な肩であったため、「お昼ですね。食堂にいってお昼ご飯を食べましょう」と優しく語りかけました。しかし・・・・患者様は「食べたくないから行かない」と答えが返ってきました。この方の対応に対して、あなたはどうしますか? またその判断した内容をメンバーに伝えてみてください。実際の経験した事例でもかまいません」

 ・GPによる対話であり、入れ替えなくても良い

 

注意

 ・シチュエーションが広がりすぎないように気をつけること

 ・実際の事例などをはなすとなおよい。

 

狙い

 患者の要望(デマンド)とは、本来のニーズのごく一部が表現された者。または改変されている場合がある。まず要望(デマンド)から欲求(デザイア)を推測することが重要です。その欲求(デザイア)が本来のニーズを内在していることを促す。

 寝たきりの患者は訴えることができない。とすれば欲求(デザイア)はないのか? 代弁(アドボガシー)をすることこそコメディカルの真骨頂である。デマンドとデザイアを理解し、専門職としての問題点を統合することで、真のニーズに近いかすり合わせて初めて患者の目指す生活を見ることができる。

 テーマの場合、なぜ食事に行かないのか。この点を多視点で考えることが重要である。

 ・もっとあなたと話していたいと思っているから

 ・食事のメニューが気に入らないから

 ・うまく摂取することができず失敗するのが嫌だから

 ・なにかほかに気になることがあるから

 など、言葉の裏を理解する姿勢を育成する。